Instagramの運用を効率化するためには分析ツールの導入が必須です。Instagramのインサイト機能でもアクセス解析が可能ですが、本格的に運用する場合は物足りなく感じてしまうことも。

本記事では無料のInstagram分析ツール「Social insight」について徹底的に解説。実際に利用した方のレビューも記載するので、利用する際の参考にしてください。

Instagram分析ツール「Social insight」とは?

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Social insightとは、SNS業務を効率化するための分析・運用ツールです。Instagramに限らずTwitterやYouTube、Facebookなど計8種類のSNSに対応しています。Social insightさえ利用できればほとんどのSNSを分析できるでしょう。

すでにさまざまな企業に導入されていて、株式会社バンダイやヤフー株式会社などの大手企業も導入しているツールです。実際にSocial insightを利用することで、SNSのフォロワー数が2倍に増えたという導入事例も確認されています。

また、Social insightを運営する株式会社ユーザーローカルは、2005年の設立以来、ビッグデータ分析を手掛けてきた会社です。設立から15年以上かけて蓄積してきたノウハウを活用できるというだけで利用する価値があるでしょう。

Social insightの特徴について

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Social insightは4つの強みを持つInstagram分析ツールです。それぞれの強みを簡単に紹介するので、利用する際の参考にしてください。

Social insightの強み
  • Instagramでのキャンペーンを自動化
  • 複数のアカウントでの投稿管理
  • SNSアカウント分析に対応
  • 口コミ解析によるユーザー像の明確化

Instagramでのキャンペーンを自動化

InstagramなどのSNSではフォローやいいねなどの特定の条件を満たしたユーザーに、プレゼントを贈与する「キャンペーン」をおこなう場合もあります。

近年では、株式会社ZOZOを設立した前澤友作氏の「お年玉キャンペーン」などが当てはまるでしょう。Twitterにてキャンペーンを投稿し、リツイート数はギネス記録を樹立。SNSマーケティングの効果を世間に知らしめる結果となりました。

SNSマーケティングで効果を発揮するキャンペーンですが、実際のところは抽選作業や当選者への連絡など、クリアにする項目が多く、かなりの手間がかかってしまうでしょう。

しかし、Social insightを利用すれば、応募者データの抽出から当選者の連絡、効果測定まで自動で実施してくれます。そのため、従来のキャンペーンに費やした時間をかなり短縮できるのです。

Social insightを利用すれば、キャンペーンにかかる時間を節約しつつ、効率的なSNSマーケティングに取り組めます。

複数のアカウントでの投稿管理

自社で運営しているSNSアカウントはInstagramのみとは限りません。Instagramの他にもTwitterやFacebookなどのSNSを複数運用している可能性もあります。

SNSごとに投稿やリプライをしていると手間がかかってしまいがちです。Social insightでは複数のSNSのコメントを一元管理する機能が備わっています。

予約投稿と責任者の承認フローが一元化することによって、SNS責任者の負担が軽減し、SNSマーケティングの成果を最大化するための施策に時間を費やせるでしょう。

SNSアカウント分析に対応

Social insightを利用すれば、自社と競合他社のSNSアカウントを一括比較できます。Instagramインサイトには競合の分析機能が付随しないので、Social insight独自の強みと言えるでしょう。

Social insightでは国内のSNSユーザー2,600万アカウントに加えて、以下のデータまで網羅しています。

Social insightが網羅しているデータ

日本最大のアカウントデータを蓄積していると自負しているだけに、徹底的な競合分析を通して「勝てるアカウント運用」が可能になるでしょう。

口コミ解析によるユーザー像の明確化

SNS上の口コミデータを「量」と「質」の二面で調査可能です。調査したいキーワードを指定すると、キーワードに関連する口コミデータを収集します。

自社の製品やブランドに関する口コミや評判を知りたい際に役立つでしょう。8種類にも及ぶプラットフォームを横断して情報収集するので、さまざまな年齢層の情報を把握できます。

また、風評被害のリスクをとどめる機能もあるので、アカウントが炎上する可能性を最低限に抑えられます。

Social insightの口コミ・評判について

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Social insightを実際に利用した人の口コミや評判を集めました。それぞれ良い側面だけでなく悪い側面も把握することで、利用する際に後悔がないようにしましょう。

良い口コミ

Social insightを利用した人の良い口コミや評判は以下の通りです。

『商品名、サービス名、商品カテゴリー名等を登録し、クチコミの少ないキーワードでもカテゴリーやジャンル等にキーワードに拡大していき登録をすれば、ほぼ主要なSNSのクチコミ集計は拾える。テキストマイニング、ポジネガ分析、発言ユーザー分析も可能なので、よく利用している。』

引用元:ITreview

『主要なSNSほぼすべてに対応しており、Social Insightを導入することで社内のSNSアカウントを一元的に管理出来るようになり、プライベート投稿の誤爆の危険性やアカウント切り替えの手間暇などが排除された。』

引用元:ITreview

従業員規模が20人未満の企業から、300人〜1,000人未満の企業までさまざまな規模の企業が利用しているようです。全体的には良い口コミが目立ち、法人向けのツールでありながら、わかりやすいUIがとくに人気を博しています。

悪い口コミ

Social insightを利用した人の悪い口コミや評判は以下の通りです。

『類似のサービスはけっこうあるので、もうちょっとデモンストレーションやプライスラインをオープンにしてくれたほうが導入の検討には助かる』

引用元:ITreview

『国外のSNSツール(例えば、whats up, wechatなど)にも適応できればなお良いのではないかと思う。』

引用元:ITreview

Social insightは資料をダウンロードすることで、初めて値段を確認できます。SNS分析ツールが豊富にある中で、わざわざ値段を確認するために資料を請求するのは面倒だという方も多いでしょう。

また、8種類のSNS分析に対応しているものの、InstagramやTwitterなどの主要なSNSにしか対応していません。whats upなどの国外アプリのSNSを分析したい場合は利用できないため注意が必要です。

Social insightの無料で利用できる範囲は?

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Social insightは、アカウントを作成することで、無料でInstagramの分析ができます。無料で利用できる範囲は製品版と比べて限りがあるので確認しておきましょう。Social insightの無料版で利用できる機能は以下の通りです。

無料版で利用できる機能
  • 新規ユーザー数
  • アクティブユーザー数
  • スクリーンビュー数
  • コンバージョン数
  • リアルタイムの解析

新規ユーザー数

運用しているInstagramのデータを紐づけることで、新規ユーザー数を確認できます。分析対象となる期間は1日単位から選べて、最大で1月ごとのデータまで表示可能。折れ線グラフで表示され、データに疎い人でも分析しやすく、レポート作成にも役立ちます。

アクティブユーザー数

Social insightではアクティブユーザー数も確認できます。アクティブユーザー数とは、ある期間内にアカウントにリーチしたユーザー数のことです。期間を区切ってPDCAを回すSNS運用には必須の機能と言えるでしょう。

スクリーンビュー数

スクリーンビュー数はアカウントが表示された回数のことです。平均滞在時間や離脱率が高い投稿を把握できるので、質の高い投稿を見分けるのに役立ちます。今後の運用方針を策定する際に重宝する機能です。

コンバージョン数

コンバージョン数はInstagram上で何らかのコンバージョンが発生した場合にカウントされる数値。コンバージョンはアカウントの運用目的ごとに異なります。

例えば、商品購入までをコンバージョンとしている場合もあれば、問い合わせの獲得をコンバージョンにしている場合もあるでしょう。アカウントの目的によってコンバージョンが異なるため、同機能を活用した適切な導線やカスタマージャーニーの設定が大切です。

リアルタイムの解析

リアルタイムでリーチしているユーザーの特徴を把握できます。リアルタイム解析で把握できる情報は以下の通りです。

リアルタイム解析可能な情報
  • 時間
  • ユーザー
  • 投稿名
  • 端末情報
  • 通信環境

こちらの機能を使う機会は少ないかもしれませんが、気になる方はチェックしてみるのも良いでしょう。

【無料】Social insightとよく比較される分析ツールを紹介

上の無料写真

Social insightにおいて無料で利用できる機能は制限されているため、他の無料ツールを検討する人も少なくないでしょう。そこで、Social insightとよく比較されている無料分析ツールを2つ紹介します。

それぞれの特徴を簡単に紹介するので、Instagramの分析ツールに迷っている人は参考にしてください。

Insight Suite for Instagram

Insight Suite for Instagramは、Instagram専門の分析ツールです。登録しているアカウント数は1万を超えていて、無料プランでも十分な分析を可能にする機能が搭載されています。利用できる機能は以下の3つがメイン。

使える機能
  • アカウントのインサイト
  • 競合アカウントのチェック
  • ストーリーズのエンゲージメントチェック

無料プランでも以上の機能は利用できます。それぞれエンゲージメントやフォロワー数の推移などをグラフでわかりやすいように出力してくれるので、Instagram初心者でも利用しやすいです。

ただし、無料プランでは利用できる機能に制限がかけられています。無料プランで利用できる機能としては以下の通りです。

分析できるアカウント数1つ
データ保存期間3ヶ月
競合アカウント分析可能日数3日
レポート出力可能

以上のように無料プランではデータ保存期間や分析アカウント数に制限がありますが、有料プランに変更すると、分析できるアカウント数が増えたり、データ保存期間が無制限になったります。

Instagram インサイト

Instagramインサイトは、Instagram内で利用できる無料のインサイト機能です。投稿のリーチ数やエンゲージメントの確認だけでなく、フォロワーの性別や年齢層なども確認できます。

Instagram内で完結しているサービスなので、わざわざ他のサービスに登録しなくてもよい点は便利でしょう。ただし、インサイト機能を利用するためには、Instagramのアカウントをビジネスアカウントに設定しなければいけません。

ビジネスアカウントに設定すると非公開にできなくなるので、より慎重に投稿を考える必要があります。とはいえ、もとより多くのリーチを目的としている企業アカウントであれば、それほど大きなデメリットにはなりません。

この機会にビジネスアカウントへと移行して、Instagramインサイトを利用できるようにしておきましょう。

Social insightの注意点について

ラップトップの無料写真

Social insightを利用する際にはいくつか注意点が存在します。それぞれ注意点を確認したうえで利用してください。

  • 本格的な運用は有料版がおすすめ
  • 対応していない大手SNSもある
  • エンタープライズ版の価格は要相談

本格的な運用は有料版がおすすめ

Social insightは無料でも利用できますが、利用できる機能に制限があります。例えば、SNSキャンペーン機能や投稿予約などは無料プランで利用できません。そのため、本格的にInstagramの運用を考えている人は有料版の利用をおすすめします。

Social insightの有料版は月額5万円から利用できるようです。高い費用対効果が狙えそうであれば、有料版の利用も検討してみてください。

対応していない大手SNSもある

Social insightは8種類の主要なSNSのアクセス解析が可能です。しかし、世界にあるSNS数は8種類以上あるので、分析できないSNSも存在してしまいます。

例えば、中国がリリースしているWeiboやWechatなどは世界的に見れば有名なSNSですが、Social insightでは分析できません。そのため、すべてのSNSを解析できるというわけではない点は注意してください。

エンタープライズ版の価格は要相談

Social insightの料金プランは以下の2種類に分かれます。

Social insightの料金プラン
  • ビジネス版
  • エンタープライズ版

それぞれ資料請求しなければ価格が掲載されていません。ひとまず請求して届く資料によると、ビジネス版の価格は初期費用5万円、月額5万円からの案内となっています。しかし、エンタープライズ版の価格は記載されていません。

エンタープライズ版はビジネス版以上の価格になる可能性がある点は注意してください。

分析ツールでInstagramを効果的に運用する

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多くのInstagram分析ツールは無料プランやトライアル期間を設けているので、まずは無料のツールから利用してみるのがおすすめです。もし、無料プランで物足りないようでしたら、徐々に有料プランに切り替えていくことも検討しましょう。